YBR125との別れ

2011年12月に私の元へやってきたYBR125でしたが、2018年の8月にお別れをしました。
手放した理由としては、乗れる状態で維持することが難しくなってしまったことにつきます。
6年半ほど一緒にいたことになりますが、5年間は毎日のように乗り、メンテナンスもまめにしていましたが、 生活が結構変わりまして、平日に乗らなくなり、土日も他にやることができてしまって1~3ヶ月触らないといった状態になりました。
1年も経つ頃には不動車が出来上がっていました。
頑丈な車両ではありますが、やはり放置は致命的だったようです。
バッテリー交換や、キャブレターの清掃によって復活させることができましたが、 その後、セルスタータが動かなくなり、 原因究明の時間も取れない中で、大好きなYBRが動けないまま朽ち果てて行くなら、新しいオーナーに乗ってもらったほうが良いと判断しました。

思い出たっぷりの車両を手放すのはとても寂しい気持ちになりましたが、合理的な結論だったと思います。
手放し方としては、シンプルで知り合いのバイク屋に不動になってしまった車両を引き取ってもらいました。
知り合いにバイク屋がいるというのが一般の人とはちょっと違うかもしれませんが、原付車両であれば名義変更も簡単なので、 街のバイク屋に相談すれば引き取ってくれるような気がしています。

引取の際に、ストックしていた予備の液未充填のバッテリーやスイングアーム、プラグにチェーンカバー、ブレーキシュー、ブレーキパッド、新品クラッチ等々まとめて渡しました。
「めっちゃ乗る気の人じゃん」と言うお言葉を頂きました。そうです。20万km走らせてやろうと思っていましたから。

そんなこんなであっという間に積み込みが終わって去っていきました。
後に残ったのは車両の無い駐輪場。
同じ個体とはもう会えないかもしれないけれど、いつかYBRの後継機とまた一緒に走れる日がくると思います。

そして、ここから2年間、ぽっかりと空いたその場所に、2020年7月。
新しい車両が来ました。
その話は、新しいサイトを用意しましたので、そちらで記載します。引き続き、よろしくお願いします。

Address V125G